怠惰みっくす

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傲慢が欲しい

2008/11/8 (Sat.)
「なんでそこまでがんばれるの?」
「怖いんです。がんばらなくなった時、
自分を応援してくれていた人のことを思い出してしまって・・・
悲しい、辛い、怖い・・・」



怠惰肯定

2008/11/9 (Sun.)
「君は若いんだからこれくらい大丈夫」
「若いのに・・・」
「若いときの苦労は買ってでもしろっていうでしょ?」
「私が若い頃は・・・」
などと言われ、負担を課せられすぎた人が死んでしまった。
彼は真面目で、流されやすい性格のため、はっきりと"無理です"と言うことができなかったらしい。

彼は自分の頭で考えなかったのかもしれない。
哲学的ゾンビ?惰性で生きていたからか?教育のせい?

流されやすい人間はがんばりすぎない方が身のためかもしれない。



 

2008/11/9 (Sun.)




 

2008/11/11 (Tue.)




虚無の思想

2008/11/11 (Tue.)
「努力は無限、勝負は一瞬」
先輩はそう言っていた。
言われてみれば確かにそうだった。
僕は納得していてしばらく言葉がでなかった。
「どこからが勝負ですか?」
「勝負とかどちらかを選択とか認識すれば"勝負"になると俺は考える。
そんなことより飯はまだか!」
そういって先輩は叫ぶんだけど、なんにも起こらない。
ちょっと店員探してくると言って、先輩は探しに行くんだけども。
僕は止めたよ。止めたんだ。
しかし先輩の傲慢に僕が太刀打ちできるわけもなく、やぶれてしまう。
ああ、待って。
行ってしまうのであった。

それから一人で考えた。
色々なことを考えた。
そういえばまだ先輩に人生ってなんですか?と尋ねてないやと考えた。
いや、僕はそういったような境遇に遭遇すると尋ねるんだ。
突然ですか人生ってなんですか
今言うべきではないと思うんですが人生ってなんですか
お嬢さんそんなことより人生ってなんですか
やめてくださいよなんですか職務質問って、
ちょっとそんなことより人生ってなんですか
といった具合にね。さりげなく入れることがポイントなんだ。うん。
うん、よしそうと決まったら、先輩に尋ねてみよう。
いいんだ。変な奴だと思われても。
こうなっていく人にはいつも質問していたことだ。
恥じることは無い。
気持ち悪い奴だな、と思われてもいい。
そう思われても死ぬわけではない。
ふふふ、僕は今無敵状態だ!
僕はにやにやしているということがよく分かった。

ちょっと待って、先輩がいない

そう気がついた僕は、先輩を探す旅に出ることにした。



相談

2008/11/12 (Wed.)
「へぇ、おもしろいことを言うねぇ。ナヤミちゃん」
理くんに相談してみた。
"理くんは時間に使われると思わない?"
と聞いてみたのだ。
「時間に使われる・・・ねぇ。
う〜ん・・・ちょっと待ってねぇー」
「・・・」
「んー、なんで、そう思ったのさぁ。
そこに至るまでの過程を教えてよぉ」
「まず、便利なものが人々を苦しめているように思えてならないと考えたのです」
「具体的にお願いねぇ」
「えーと・・・、例えば携帯電話。
これは、どこでも電話できる という便利なものだけど、
それによって、電話をしたくないのにしなくちゃいけない状況を作り出している気がします。
そう思った私は、人々はものに使われていると考えたわけです」
「ふんふん、興味深いねぇ。それでぇ?」
「ものを使わなければよい。そうすれば、人々は楽になります。
しかし、技術が発展しません。人々が作り上げてきた文明が止まってしまいます。
技術を発達させるには、永い時間が必要です。
そこで、私は思ったのです。
時間に使われていると」
「おもしろいねぇ、おもしろいねぇ」
理くんはそういって笑い出した。・・・ちょっと不気味だった。
理くんは、しばらくニヤニヤしながら考え込んでいた。
しばらくすると
「感想言ってもいいかなぁ?」
そう私に尋ねてきてくれた。
「ど・どうぞ」
「時間は感情がないし脳を持ってないと思うよぉ」
「つまり・・・?」
「時間が僕たちを使うという表現はおかしいなぁ。というのが僕の感想」
「じゃ、じゃぁ、時間とはなんなのですか?」
「ただ流れるものさ、
だけど、時間が僕たちを使っているかもしれない。
この世は分からないことだらけだからね。
だけど、自分の意見を言わせてもらうとぉ・・・
僕たちが僕たちを使っているのさ」
「・・・」
私は少し混乱したのだった。
「僕たちは僕たちが使っているんじゃないかな。
自分の意思によって行動しているし。
優柔不断な人だっておろおろしながら
意思で行動してるよぉ」
「いや、違うと思います。
時間によって私たちは使われているのです。
時間という認識。
XXしなくちゃいけないという認識。
そういうのがあるから不幸になるのです」
「時間はなくならないよぉ、朝があって夜があるから。
もしなくしたいなら、太陽を消すことだねぇ」
「で・でも、時間がなければ、人々はのんびりとできるはずです!」
「なら、のんびりすればいいんじゃないかなぁ。
僕はのんびり生きるよぉ。他の人から何言われようがねぇ。
急いだって、疲れるだけじゃないか。
ナヤミちゃん、自分のことは自分でやるしかないよぉ。
ほら、もっと矜持を持って」
「・・・うん」
「それじゃぁ、僕はこれで・・・
ナヤミちゃん、興味深い話をありがとねぇ」
そう言って、真くんは席を外した。
その後、私はただしばらくと虚空を見つめるしかなかった。
「矜持を持て・・・か・・・」



ナヤミちゃんのノート

2008/11/13 (Thurs.)
道家・・・老子が説いた学派。
老子曰く、万物は道から生まれて道にかえる。
道は万物の自然のあり方そのものであり、
万物を生み出しながら、
それを支配することなく、
あるがままにまかせる。
万物をある現象に固定化しない。
人間は現象を"有"とし、知覚できないものは"無"として人知で限定しようとする。
しかし、"無"は物が現象として現れる以前の状態を指す言葉であり、
"有"と"無"は、同じものに人間の知覚に現れるかどうかで違った名をつけたものである。
(この辺りがよく理解できない。)
"有"と"無"は支え合っている。その全体の存在そのものが道である。
だから、人間の感覚や知覚では把握できないものがる。
仮に「道(タオ)」と名づけるほかないものである。
しかし、老子は道をも絶対化しない。絶対化することは、とらわれることであり、
人知で限定することだからである。
(道教はふらふらしているイメージがある。
なんとなく分かるけど、全く掴むことが出来ない。そんなイメージ。
うーん・・・理解しづらいから自分の言葉に直せなかった・・・)

法家・・・韓非子が説いた法律を重視する学派。
荀子に強い影響を受ける。
荀子と違う点は、礼よりも法を重視し、信賞必罰を実行しなければならないとしたこと。
(信賞必罰(しんしょうひつばつ)手柄のあった者には必ず賞を与え、あやまちを犯した者は必ず罰すること。情実にとらわれず賞罰を厳正に行うこと。)
韓非子は礼を基準とする考えは現実的ではない と考えたようだ。

【間違い】
韓非子という人物は存在しません。
韓非子は韓非の著書です。
間違えてしまいました・・・。

>韓非(かんぴ 紀元前280年頃? - 紀元前233年)は中国戦国時代の思想家。『韓非子』の著者。法家の代表的人物。韓非子とも呼ばれる。元来は単に韓子と呼ばれていたが、唐代の詩人韓愈を韓子と呼ぶようになると韓非子と呼ぶことが一般化した。

でも韓非子と呼んでもあながち間違いではないようだ。

墨家・・・墨子が説いた愛を重視する学派。
特徴として、兼愛説という無差別の愛の教えがある。
墨子は儒家の思想を学んだが、
儒家では自分の父に対する愛と他人の父に対する愛に差別があるとし、
差別を除いて自分を愛するように他人を愛さなければ社会の秩序は保たれないと主張した。
(キリスト教にはあまり詳しくないけど、隣人愛に似てる気がする)
そして、複雑な礼を無駄なものとし、侵略戦争を否定し、勤労と倹約を重んじた。
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荀子の部分の記述が少ないけれど
かなり納得した!

http://www.geocities.jp/timeway/kougi-26.html

墨家と老家の記述が実に面白い!



まとめ

2008/11/15 (Sat.)
・不言実行
不言実行をする というと、有言になる気がする。

・目標は、簡素で分かりやすい話。
しかし、時にはよく分からないのも求めたいです。

・科学を信仰する人間を創りたい。
科学の先に神がいる
宗教を信じる奴はバカだ と考える人。
矛盾くん。
いや、だったら宗教の定義について考える必要性あり。
唯物論者がいいかも。

・無為自然。
面白くしようとすると逆につまらなくなる気がする。
自然体、自然体。



虚無の思想

2008/11/16 (Sun.)




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