虚無の思想 |
2008/11/18 (Tue.) 「戻りたい・・・あの頃に・・・」 「終わったことを悔やんでも過去には戻れないじゃないか」 「・・・」 |
知足 |
2008/11/19 (Wed.) 「足るを知るべきです。 自分についてもっと知るべきです」 |
ナヤミちゃんのノート 露語の書き順 |
2008/11/21 (Fri.) 露語には絶対的な書き順は存在しないらしいです。 ブロック体をそのまま書くと書きづらいので、 私なりに改良してみました。認識できればいいのです! Д(デー)がもっとも書きづらいので、 3画なのを2画にしました。 Л(エル)はДの@でいい気がします。 Р(エる "る"がひらがななのは巻き舌だからです) 英語のP(ピー)が2画なのに対して 露語のР(エる)は1画で書いています。 б(ベー)は数字の6と形が似ていますが、 6が上から書き始めるのに対し、 бは中から書いてます。 Ж(ジェー) *(乗法の記号)で書いていましたが、書くのに時間がかかってしまいます。 そこでカタカナの"ホ"っぽい字で書き始めたのですが、これも時間がかかる。 でも、丁寧に書くときはこっちを使ってみようかな・・・。 なので、ひらがなの"れ"っぽくしましたが・・・ 仕方ないです。まぁ・・・認識できればいいのです。 やっぱり、時間がかかる方で練習しよう・・・。 Ш(シャー) Щ(シシャー) 私はこの音の違いが分かりません。違いが全く分かりません。 両方ともシャーに聞こえるのです・・・。 Щの方が音が下がる気がします。 気がするだけです。 不思議に思ったことがあるのですが、 なんで私は文字を認識できるのでしょうか。 不思議でなりません。 教育の問題でしょうか。こう学んだから・・・? "あ"という形をみるだけで、"あ"という文字を認識できるのです。 "A"という形をみただけで、"A"と認識できる。 これは、なんというかすごい! なんで・・・?なぜ認識できるんだ・・・? |
ナヤミちゃんの日記 |
2008/11/22 (Sat.) あの姉が出産したらしい。私の両親が喜んでいた。 私は、なにも感じなかった・・・。うれしいという感情も、なにも・・・。 しかし、私は偽った。 「よかったぁ!」等と喜んだのだ。 姉と姉の旦那が家に来た。 しばらく私が住む家にしばらくの間滞在するらしい。 "小さい"それが、私が姉の遺伝を引き継ぐ赤ん坊を見た時の感想だった。 こんなに小さいのに姉の旦那ぐらい大きくなるのか。 姉の遺伝を引き継いでいるから、美しく強い人間になるのだろう・・・。 ああ、私はこの子にも劣等感を抱くのか、情けない。 抱かせてもらった。 首が据わっていないため、私はおどおどしながら抱いていた。 少し触れただけで壊してしまいそうで怖かった・・・。 しかし、慈愛染みたものを感じたのも事実。 あれが母性本能というものだろうか。 少しおかしな話がある。 「XXさん所の奥さんはXX人でXX語ができる。 XXさんはXX人学校にも勤めているからXX語ができる。 家ではXX語を話しているらしい」 「XXちゃんはXXに留学してるね」 「やっぱXX語はできないとね」 姉がそう言っていた。 姉の知らない部分を見た気がした。 こんな人間だったのだろうか。 子をもった人間は誰でも親バカになると聞いたことがあるが・・・ 対抗心を燃やしているのだろうか。 それとも理想を子にぶつけているのだろうか。 その時私は、ふと理くんに言われたことを思い出していた。 「前にさぁ、"自分たちが自分たちを使っている"といった感じのことを言ったよねぇ。 具体的に自分達の何に使われているか分かったんだぁ。 あくまで自論だけどねぇ・・・。 欲だよ。欲に僕たちは使われているのさぁ。 まぁ、前の僕の定義で言ったら、 欲に脳はない。欲自体は思想をもってない。 しかし、欲は永遠に人間と共存するんだぁ。 脳みそをもった人間とねぇ。 人間と欲は切り離せない存在だから、人間の欲に使われているっていう表現でいい気がするねぇ。 まぁ、欲すべてが不必要ということはないよぉ。 不必要なものはこの世に一つもないよぉ。 欲は五欲。 食欲・色欲・睡眠欲は有名だね。あとの2つは、 財欲・名誉欲だねぇ これらに僕らは使われているねぇ。 だけど、不愉快なものではないと僕は思うよぉ」 理くんの話でいったら・・・、 姉は姉自身の名誉欲に使われている。 姉は自分の子供を使って名誉を手に入れたいのでは・・・? 子供をただ単に自慢したいだけなのでは・・・? などと私は考えていた。 私の両親が、私が露語を少しやっていることを喋ると 姉は「すごい!」と褒めてくれた。 私が「好奇心さえ持てばどんなものでもできるはずですよ」 と、言ったのだが、姉はあまりいい顔をしていなかった。 気のせいだろうか。 他の親たちがする早期教育に姉は焦燥感を感じているのだろうか。 好奇心を持って学んでもらえればいいのだが、 もし好奇心を持たずに学ぶとしたら子供が少し可哀想だ。 姉の欲に姉の子が使われている気がする・・・。 そんなことを私は考えていた。 |
虚無の思想 |
2008/11/25 (Tue.) 結局、私は怠惰の渦に巻き込まれるのであった。 ここから抜け出すことはできない。 私は矯正によって普通の人間になることができる。 だから、私は努力しなければならないのであった。 |
虚無の思想 |
2008/11/26 (Wed.) 「なんとかなるだろ」 |
虚無の思想 |
2008/11/28 (Fri.) 「え・えぇ・・・、そうですね・・・」 |
彼女とA |
2008/11/29 (Sat.) 彼女が小学生の頃である。 仲のよい友人がいた。 その友人と喋りながら廊下を歩いていると、 Aが現れた。 彼女はAのことがあまり好きではなかった。 Aは他のクラスにいた。 Aはそのクラスの人気者だった。 Aはその担任教師からも一目置かれた存在だった。 そんなAが彼女達に言ったのだった。 「貴方達がのそういう姿を見るとむかつくのよ」 Aはそう冷笑気味に言うと、にたにたしながら去っていった。 彼女は友人と慰めあった。 (なにあいつ、そういう姿って・・・なにさ 別にいいじゃない 私たちが何したっていうの・・・?) その後、彼女はAのことがますます嫌いになった。 ある日のことであった。 彼女の担任教師は忘れ物に厳しい教師だった。 もし、忘れ物があれば隣の席の人間に見せてもらうのは厳禁。 授業が始まる前に他のクラスの人間から借りる等しないといけないのだった。 しかし、その日、彼女はたまたま教科書を忘れてしまった。 そして、彼女はたまたま授業が始まる前に、 それに気付くことができなかったのであった。 担任教師は雷の如く怒り狂った。 彼女は泣いた。 彼女は他のクラスに教科書を借りに行かなければならなかった。 だが、もうすでに授業は始まっている。 授業中の他のクラスに入るなんて・・・ いや、もういいどうにでもなれ! 彼女は、そのクラスの扉を開けた。 「すいませんが、私に教科書を貸してください」 そのクラスの担任はキョトンとしていた。 いや、そのクラス自体がキョトンとしていた。 そのクラスの担任は、しばらくすると状況が飲み込めたようだった。 「え・えーと、だれか○○さんに教科書を貸してあげてく・・・」 まだ喋っている最中なのにも関わらず、手を挙げた人間がいた。 Aであった。 「あ・ありがと・・・」 彼女はそういい残すと急いで教室に戻っていった。 彼女は彼女の担任教師が怖かったのだ。 当時、彼女はそういった怖いものにどうしたらよいのか分からなかったのであった。 授業は無事終わった。 彼女の担任教師が怒り狂ったのは最初だけだった。 そんなものである。 彼女は教科書を返しにAのもとへ行った。 「あ・あの、これ、ありがとね・・・」 そう彼女が渡すと、バッと奪い取ってしまった。 上から見下すような視線、彼女はそれを忘れることはないだろう。 なんで私がこんなやつに・・・といった感じの視線だった。 彼女は無言のまま、とぼとぼと教室を出て行った。 Aは皆の前で彼女を使ったのだ。 Aはこの件で皆の評価が上がったのは言うまでも無い。 彼女は、Aの表面的な評価を大事にし、 中身がスカスカなことに疑問を持った。 Aは虚栄心のためにあんなことをやっているのか・・・? 彼女の虚栄心に対する憎しみはここからきているのかもしれない。 その後、Aは有名中学に進学し、日々笑いながら生活しているという いや、もしかしたら、彼女はAに嫉妬しているのかもしれない。 中身がないのに、性格が悪いくせに 私よりいい学校へ行って、幸せそうに暮らしている・・・ クソッ、なんで私は・・・ と言った具合に。 |
虚無の思想 |
2008/11/30 (Sun.) 「だらだらと過ごしてもいいんじゃない? 何がいけないのさぁ」 彼はそう言っていた。 しかし私は、不安に駆られるのであった。 |
虚無の思想 |
2008/12/2 (Tue.) 「あなたは不安じゃないのですか? もう12月です・・・。 今年も終わってしまうのです・・・」 |