怠惰みっくす

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2009/5/28 (Thurs.)




丸い球

2009/5/29 (Fri.)
ある日、丸い球みたいなものを拾った。
手の中に収まる大きさで球の直径は約3cm。
球はグニャグニャしてて病み付きになる気持ちよさだ。
グニャグニャになってもまた丸くなってしまう。
僕はそれをポケットにいつのまにか入れていた。

僕は家に帰るとその球を取り出した。
なんでこうグニャグニャしているのかとても気になったので、
表面を何かで切って見ることにした。
カッターナイフがあったのでその球に刺してみた。

すると、外でとても大きな音がした。
外にはなにかとても巨大な灰色のなにかがあった。
僕は呆気にとられてしまって、球からカッターナイフを放していた。
その巨大な灰色のなにかは消えた。

夢でも見ていたのだろうか・・・。

球から液体のようなものがこぼれ出していた。
急に地震が起きて、
太陽がめちゃくちゃに動き出して、
真昼間なのに空が真っ暗になった。
地震はずっと続いている。どんどん揺れが激しくなっていく・・・。

球はしぼんでしまって僕はなんだかよく分からなくなって、
それから・・・それから・・・・・・。





2009/6/1 (Mon.)
「なんだ、感情論か」



虚無の思想

2009/6/4 (Thurs.)
「人間の欲望が満たされることなんてあるのでしょうか・・・」



知性

2009/6/6 (Sat.)
-ある研究員たちの会話-
扉を開ける。
「すごい広い部屋だな、いや空間と呼ぶべきか。
・・・種ごとに鳥獣虫魚が分けられている」
その部屋は透明のケースの中で動物達が飼育されている。
「ここにいる生き物すべてにあの知性を与えられるかもしれない光を当てろとさ」
「・・・二人でか?やれやれ、幹部の考えることはわかんねーよな」
「見世物にでもするんじゃないのか?」
「めんどくせー何時間掛かるんだよ」
「この部屋全体に光を広げて数時間放置しとこうぜ、オレ昼寝したいし」
「やれやれ」

-数時間後-
「んー、よく寝た。どう?知性を与えることに成功した?」
「全然だめ、計測器みても反応なし。おまえずっと寝てたからあとで飯奢れよ」
「いいよ。ってか、よく見るとここきたねーな」
「もしかすると、あの光でネズミやゴキブリとかに知性を与えたりしてるかもな」
扉を閉める。
「まさか、ばかばかしい。
あそこにいる動物達は反応がなかったんだよな、不安にさせるなよ」
「ケースにいたのはすべて調べたハズなんだが・・・」
「調べたハズって・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
二人であの巨大な部屋の扉を見つめる。



-数ヵ月後 Aさん宅-
「きゃああああああああ!あなた!」
「どうしたんだい?」
「ゴキブリよ!やっつけて!」
「やれやれ、困ったものだ・・・」
バシンッ!ゴキブリをやっつける。
「あなた・・・素敵・・・(はあと」
「ははは、照れるじゃないか(はあと」

それを見ていたゴキブリの一族
「あの猿どもめ、我が同胞をよくも・・・!」
「あいつら、生かしておけん!殺すべきだ!」
「大体なぜ我々がこんな目に遭わねばならないんだ!
前にこの猿の住処から出たら、我々に似た種が大勢いたのに・・・」
「運が悪かったんだ、たまたま住処の中に居たから殺されたんだ・・・」
「じゃぁ、我々以外の種がもしこの住処に居たとしたら
あの猿どもはその種を殺してしまうのか?」
「そうだ!そうに違いない!」
「なんて奴らだ!我々だって生きているんだ!
命を弄ぶなんて許せない!呪ってやる!」
「猿どもをぶっ殺せ!猿どもに死を!」

そんなことがあってゴキブリが世界を征服してしまいました。
「いままでよくも屈辱を味わわせてくれたな。
今度は私達の番だ、貴様らに屈辱を味わわせてやる」
人間達が叫びます。
「うるせー!ゴキブリの癖に生意気だ!」
「おまえらなんてぶっ潰してやる!おまえらの体液なんて気にしねー!」
「これでも喰らえ!」
ゴキブリの叫喚が轟く。
「ぎゃあああ!火炎放射器だああああああああ!」
「やめろおおおおおおお!」
「あああああああああああああああ!」

「もう絶対許せん!猿どもは消えろ!地上から消えてしまえ!」
一番偉いゴキブリがスイッチを押しました。
世界が光に飲み込まれました。

「ははは!この兵器の光に絶えれるのは我々のみだ!
我々の生命力を甘く見るなよ!」

ゴキブリだけの世界になりました。
しかし食べるものがないので共食いする者もいたり餓死する者もいたり・・・

「まさか・・・こんなはずでは・・・」
最後のゴキブリの前に"なにか"が現れました。
「おい、お前の望みを言え」
「なんですか・・・あなたは・・・」
「望みはなんだ」
「・・・私達は・・・どこで間違ったのでしょうか・・・」
「・・・。」
最後のゴキブリはそう言うと死にました。



やがてその星はかなりの時間をかけ生命が溢れる星へ戻っていきました。
そこにはゴキブリの姿もあったそうです。



タイトル

2009/6/7 (Sun.)




虚無の思想

2009/6/14 (Sun.)
強い身体、強い精神





2009/6/16 (Tue.)






2009/6/18 (Thurs.)






2009/6/19 (Fri.)
暴力は痛い



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