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2007/11/17 (Sat)から2007/12/08 (Sat)まで

2007/11/17 (Sat)
意味のないものに
意味を求めすぎだな

2007/11/18 (Sun)
みんな・・・現実という存在に捕まってしまったんだよ・・・
それで?
それで・・・、時間を永遠と歩かされる
それはいいことなの?
私には分からない・・・

2007/11/19 (Mon)
「この光に沿って辿っていけばいいのだろうか・・・」

2007/11/21 (Wed)
数日後、彼女は悩みすぎて躁状態になっていた。
「ふはははは!いいぞ!この世界はよかったぞ!
うまいものを食べることが出来る!
オーガズムを味わうことが出来る!
寝ることが出来る!
すばらしい!なんとすばらしいことなのだ!
すばらしすぎるぞ!最高だ!
私はこの世界にいることを誇りに思うぞ!
ふははははは!」
彼女の躁状態は一体いつまで続くのだろうか。

2007/11/21 (Wed)
「いつまで続くのだろうか・・・」

2007/11/22 (Thu)
「一寸先は闇だぞ!
いやだ!怖い!助けて!
いや、しかし、配慮する必要はあっても、
心配する必要はないはずだ!
でも、怖いものはやっぱり怖い!
どうしよう!いやだ!いやだ!」

2007/11/23 (Fri)
「ふーん、なるほどね。よく分かるよ。
でも、最初の失敗で簡単に挫折してるよね。
これは克服したほうがいいんじゃないかな」

2007/11/24 (Sat)
「最近冷えますね」

2007/11/25 (Sun)
よく悩む彼女に対する名前や性格の考案

氏名:煩悩(ぼんのう) ナヤミ
性格や特徴:よく悩む。
        たまに悩みすぎて躁状態になる。

2007/11/26 (Mon)
ナヤミちゃんの日記

私がいつものように悩んでいると母親の叫び声が聞こえてきた。
「おばあちゃん!?」
母のあの声はおそらく忘れることはないだろう。

私の祖母が死んだ。87歳だったらしい。
祖母はまだ元気だった。ただ最近、足・腰がさらに弱くなってきたみたいだった。
心臓が元々弱かったらしい。
あっけない、こんなものなのか。

風呂に長く入りすぎだと思った母が様子を見に行くと返事があり。
しばらくしてから、ふたたび様子を見に行くと気を失ってしていたらしい。
その後、救急車で病院に運ばれた。

それから、1・2時間後に息を引き取った。
溺死ではないようだった。湯は飲んでいなかったらしい。

私は半信半疑ながらも
(そうか・・・、死んだのか・・・)
そう思っていた。いや、そう思いこませてた。

祖母は優しい人だった。私はその優しさに答えられなかった。
あの祖母のことだ、いつも私の心配をしてくれていたのだろう・・・。
そう思うと私は目頭を押さえた。

それから数日後に葬儀があった。
親戚一同が集まる。
私は、肩身が狭かった。その場から消えたかった・・・。
(こういう集まりは好きじゃない・・・)
おそらく私はあの時こう感じていたはずだと思う。

姉も着ていた。美しく優しい姉だ。
なんで私とこうも違うのだろうと考えると
やはり腹違いということだろうと私は思う。

姉の実の母は、姉を産むと嫌悪し、育児を放棄していたらしい。
「子育てなんかしたくない!
なんで私が子育てなんかしなくちゃならないのよ!?」
そう言っていたらしい。父にそう聞いた。
「わがままばかり言っていた・・・」
父はもの悲しそうに、そう呟いていたことをよく覚えている。

そういった存在として生まれてきた人間だからこそ
姉は強く美しく優しいのだろう・・・。
生みの親より育ての親・・・なのだろうか。

姉と比べると私は劣等感が強くなる。
姉の夫は高学歴・高身長・高収入の男だった。
私は羨ましく思い、姉を妬んだ。

・・・姉は私をよく心配してくれた。
私が悩んでいると
「ナヤミちゃん、どうしたの?だいじょうぶ?
なにかあったら、いつでも私に相談してね」
そう声をよくかけてくれた・・・。
そういえば、姉と喧嘩という喧嘩をしたことがない・・・。
もしかすると、姉は私と接点を持ちたかったのかもしれない。
しかし、私は接点の持ち方を知らなかった・・・。

私は最低の人間だ。
彼女に非などないのに私はただ勝手に妬んでいる・・・。

私は・・・弱い人間だ・・・。
弱いからこそ、姉のような強い人間を妬んでしまうんだ・・・。


祖母の棺に花などを入れる際に、祖母の顔にそっと触れた。
クッション製のゴムボールのようにやわらかかった。
しかし冷たく、硬かった。
いままでに感じたことのない感触だった。
表面の皮が柔らかくその中が硬いような・・・。
あれが死後硬直というものだろうか。

あれが、死後の人間の姿。
私もあのようになる。
誰もがあのようになる。

いいことなのか悪いことなのか私には分からない。
自然の成り行きというものだろうか。
私は生を肯定する。
そして、死も肯定する。
誰もが死を生きる。

「おばあちゃん!」
姉が叫んだ。姉は涙をぽろぽろと流して泣いていた。
私は、目頭が熱くなって涙が溢れてきた。

あっけない。あっけなさすぎる。
一寸先は闇。
死とはこういうものだと私は思う。
覚えておいて損はしないだろう・・・。

2007/11/27 (Tue)
椅子

2007/11/28 (Wed)
「決め付けはよくない!その行為によって思考を停止させてしまうぞ!
思考を停止させるな!考え続けろ!考え続けるのだ!
そして、執念を持て!
矜持(きょうじ)を持て!
好奇心を持つのだ!」

彼女はそう叫んだ。
-------------------
矜持 きょうじ
自信と誇り。自信や誇りを持って、堂々と振る舞うこと。プライド。

2007/11/29 (Thu)
彼女は月の光が差し込む暗い部屋で悩んでいた。
「・・・」
彼女はうつむいたままぶつぶつと何か言っていた。

それから、どれくらい経ったのだろう。
彼女は顔を上げ
「・・・人は起こることよりも、
起こることをどう評価するかによってひどく傷つく・・・
・・・正論だ・・・。」
そう呟くと、虚空を眺めた。

2007/11/29 (Thu)
「・・・」

2007/12/01 (Sat)
なにかが彼女の五感を刺激した。
その刺激は強烈で彼女はそれに耐えられず吐いてしまった。

2007/12/01 (Sat)
「ふーん、決め付けはよくないと言っているのに執念、矜持、好奇心を持て・・・か。
矛盾しているね、あなたの言っていることは」
「ん?どういうことだ?」
「例えば、矜持を持っていると自分で決め付けるのはよくないことなのかな?」
「・・・」
「そういうことだよ、それと考え続けて、
自分のこだわりみたいなのを持っていない人間の方ががよくないと私は思うね」
「いや・・・、考え続けるべきだ!」
「考え続けることは不可能だ。なにか終着みたいのが必要だ」
「思考を停止させるな!考え続けろ!」
「あなたは、考え続ける という終着に立っているようだ」
「・・・分かった、私の無知を恥じよう・・・
決め付けはよくないというのはその時の状況による というわけだな」
「そういうことになるのかな」

彼はそう言うと去っていった。


彼女は、眼を閉じゆっくりと深呼吸してから
ゆっくりと眼を開けた。

《私は無知だと言う事を自覚しなければならない・・・

そして、7つの恐怖を恐れるな
7つの恐怖とは、貧困、批判を受けること、病気、失恋、自由を失う、老い、死
恐れるな、恐れてはダメだ

好奇心を持って向上心を持て
そして期待しすぎるな》

そう心の中で思う彼女であった。

2007/12/02 (Sun)
「おい!見ろ!紅葉したぜ!」
「すげー!」
「だろ?」

2007/12/03 (Mon)
「おい!そろそろその過剰な性欲を別のことに転換して利用しろよ!
それと、さっさと早く肉欲を抑制する術を覚えろよ!」
彼はそう言って、私を非難し始めた。
しかし、彼が言っていたことが正論だと気付くのに時間はかからなかった。

2007/12/04 (Tue)
「わぁ・・・」

2007/12/05 (Wed)
例外の人間は常に存在するぞ!

いや、そんな極端な例を出されても・・・

2007/12/05 (Wed)
「そうさ、自由とは、つまりあれなんだ。
君らは自由を取り上げられているのさ」
僕はそんなことをかつて考えたことはなかった。
僕は彼に同意した。
「ほんとですね」
と僕は言った。

2007/12/06 (Thu)
「自分が自覚していないことを指摘されるか、煽られたりすると
おそらく憤然してしまうだろう。

だからこそ自覚する必要があるのだ。
自覚してしまえば受ける苦痛は少ないはずだ。

・・・ん?
本当に私は自覚しているのだろうか・・・
ただ言っているだけ自覚していないんじゃないかな・・・

想像するんだ・・・!
自覚していると思い込んでいることを煽られているのを想像するんだ!
どうだ?私は怒っているか・・・?
おそらく怒っているだろう
完全に腹が立たないというのは多分ありえないことだろうな
完全に近くするんだ。そうすれば受ける苦痛は少ないはずだ」
彼女はそんなことを考えていた。

2007/12/06 (Thu)


2007/12/07 (Fri)
「あいつの言うことってなんというか中身がないよね」
彼がそう言っていたことをよく覚えている。
(なんだよ・・・中身って・・・)
私はそんなことを思いながら悩み続けた。

2007/12/08 (Sat)
彼女は悩んでいた。
「ああ、私は願望が欲しい!
強い願望さえあれば、私は富を築くことが出来る!
富は二種類に分けられる。
物質的な富と精神的な富だ。
物質的な富があればこの世にあるほとんどのものを買うことができるかもしれない。
精神的な富は絶対に盗まれることはない。
また、これさえあればどんな逆境にも打ち勝つことができる。
これはすばらしいことだ!
私は精神的な富の方に魅力を感じるなぁ・・・
その富を手に入れるためにも私は願望を持つのだ!
ああ!願望が欲しい!
ああ!願望が欲しい!
・・・今は、願望を持ちたいという願望を持っているけど、
私の求める願望はこういうのじゃないんだよなぁ・・・
じゃぁどういう願望なんだ!
私は一体なにを求めているんだ!
分からない!分からないだと?ふざけるな!
あぁ・・・願望が欲しい・・・」
彼女は願望を手に入れることができるのだろうか。


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